りんだのヒトリゴト

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娘が「潜在性結核」と診断されたはなし①

私には娘が1人います。

今は生後6ヶ月のむちむちベビーちゃんです。

その娘が「潜在性結核」と診断を受けました。

この診断に至るまでの経緯と、治療の様子をこれから記録してきます。

似たような状況になって、不安に思う保護者の方の参考に少しでもなれたら良いなと思っています。

 

ことの始まりは、生後5ヶ月で受けたBCGの予防接種でした。

BCGとは、結核のための予防接種で、いわゆる「ハンコ注射」のやつです。

結核菌の生ワクチンを、9つの細い針がついた器具でハンコを押すように上腕に接種します。

 

通常はこの接種した後、10日ほど経つと赤いポツポツが出てきて、1〜2ヶ月ごろに最も反応が強くでて、膿が出たりすることもあるそうです。

 

ですが、娘の場合は、接種当日の夜から少し赤みが出始め、翌日には接種した箇所が全て赤くなりました。

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↑接種翌日の写真

 

そして、接種から2日目に最も腫れて、膨らみと赤みが出ました。接種した箇所が全て腫れてる状態です。

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↑接種2日目の写真

 

このように接種から数日しか経っていないのに、赤みや腫れ等の反応が出てしまうことを「コッホ現象」といいます。

コッホ現象はその反応の強弱で反応のグレードが6段階に分かれており、娘の場合は「グレード3」でした。(グレード3:針痕部の硬結が1箇所以上ある)

 

写真の状態になっていたのが金曜日の夕方で、予防接種を受けた小児科は土日は休診のため、月曜日の午前中に受診の予約をしました。

土日の間に接種箇所は、赤みがあるものの腫れは引いていきました。

2日目の腫れの時点で、『これはコッホ現象だろうな』と思い、私は検索をしまくっていました。

 

BCGの予防接種の際に気をつけた方が良いと感じたのは、

①接種後はこまめに接種箇所の状態を確認する

②赤み等の症状がある場合は接種箇所の写真を毎日撮影する

(この後の診察でとても役に立ちました)

③普段と体調の違いがないか気にかける

 

どの予防接種の場合でも同じかと思いますが、「変化に早く気づくこと」が大切だと思いました。

 

また、保護者の方は不安かもしれませんが、きちんと対応をすれば大丈夫なので、あまり思い詰めないようにしてくださいね。

私も不安はあったものの、事前に「コッホ現象が起きた場合にどうするか?」が書かれたリーフレットをもらったり、お医者さんからも指示があるので、次にどうしたら良いかだけを冷静に考えるようにしていました。

 

続きはまた次の投稿でお話しします。